【海外スタートアップピッチ大会】Global Startup Pitch Session〜NTT West × Plug and Play Japan〜を実施しました!
- プログラムレポート
2024.9.20
2024年6月19日(水)、学ぶプログラム「We Lab.」第二回を開催しました
今回は偶数月ということで、We Lab.メンバーの持ち込みテーマを題材に教え学び合います!
QUINTBRIDGE運営事務局に新しく仲間入りした玉田より、
QUINTBRIDGEの教え学び合う成長上昇コミュニティWe Lab.(ウィーラボ)についてご紹介。
昨年度は、”学ぶ” に重きを置いていましたが、本年度は各回にテーマを設定し、参加者が課題や取り組み内容を持ち寄る形にアップデートしました!
奇数月は、4月に行われたキックオフでWe Lab.メンバーの皆さんと決めた3つのテーマを題材にし、偶数月には課題ピッチやワークショップを行いたい方を募集して開催。会員同士の交流や、ともにチャレンジする機会を生み出します。
今回テーマを持ち寄ってくれたのは、メンバーである
一般社団法人日本和食ライフスタイリスト協会 代表理事 合田 麻梨恵さん。
I Lab.の山崎ゼミにも参加頂きました。
もともと管理栄養士として個人事業主で活動していましたが、自身でもさまざまな食事法を試し、「食事を変えることで体の不調を改善できる」と実感したことをきっかけに、「” 令和の和食TM”で心も身体も健康に」をコンセプトに一般社団法人を立ち上げ、自身も和食ライフスタイリストとして活動しています。現在は、企業向け研修、健康経営サポート、書籍を出版するなど活動を広げながら、予防医学につながる未病の身体づくりができる人材育成を行っています。
今回は、「未病」をテーマにどうしたら心身の不調を感じる前から予防対策をしたいと思えるかについてディスカッションをします。
未病に関する取り組みは政府も始めており、平成29年2月17日、「未病の考え方等が重要になる」という表現とともに、「未病」の定義が新たに盛り込まれた国の「健康・医療戦略」が閣議決定される等、超高齢化社会といえる現代でさらなる注目を集めています。
未病とは、発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態を指し、健康と病気の間の、「病気」と診断はされないものの心身の不調を感じたり、自覚症状なく「病気」への進行が進んでいたりする状態をいいます。不調を感じたり、発病してから病院へ行ったり、生活習慣を改善したりするのではなく、その前に考えるきっかけを作り、改善することが心身の健康のために大切だと合田さんは話します。
■課題のポイント
・高齢者が多い
子どもの頃、胎児の頃、妊娠前からの生活習慣改善が理想。
・すでに日頃から健康意識が高い方が多い
生活習慣が整っていない方に意識してもらえることが理想。
・セミナーに来るのは健康な方だが、実践ワークショップに来るのは、生活習慣病など病気になった方
未病のない状態から実践方法を知っておくことが理想。
ワークショップ前に、合田さんから課題のポイントを、さらにQBからワークショップを進めるポイントをシェアし、
ポジティブで有意義なディスカッションのための下準備を行いました!
ワークショップは、各テーブル4〜5名に分かれて行います。まずは、自己紹介!
企業のプロジェクトマネージャー、スタートアップ起業家、フリーランサー、NTT西日本の社員など超多様なメンバーが集まりました。
アイスブレイク後は、早速ワークスタートです!
改めてあなたやあなたの家族にとっての「未病」という状態が、どのような状態なのかを書き出していきます。
付箋を活用し、広い用紙に思いつくまま、自由に書き出します。ペンが止まっている方にはスタッフが話しかけ、例を出すなどサポートしながらともにワークを進めます。
次に、洗い出した「未病の状態」に対して、現状どのような状態かをさらに深堀りしていきます。現状の状態の背景には、どのような思いや状況が存在するのか。皆さん身近な人を具体的に思い浮かべながら、想像力をフル稼働させ、書き出していきます。
本ワークの狙いについて、スタッフ宮永より「ジョブ理論というものがありますが、顧客の行動の背景を理解しないと、解決には至らない。今回のワークも、未病の状態になぜなっていて、なぜ行動しない・するのか理解を深めるために行っています。」と補足がありました。ただワークするのではなく、事業を生み出す思考法や、共創を加速する習慣のヒントも、We Lab.にはちりばめられています!
最後に、「誰」の「どのような状態」を解決していくために、「どのようなアプローチ」をするのか考え、チームで共有してもらいました。
付箋で書いている様子が見えるので、会話が進み、他のメンバーのアイデアからヒントをもらう様子や、自身のアセットを共有して他の人のアイデア出しをサポートしたり、進化させる様子が見られました。まさに教え学び合うWe Lab.メンバー!
ディスカッションしている参加者にお話を聞いてみると、「自身では出てこない課題に触れることができ、さらに自身では思いつかないアイデアにたくさん触れることができ、非常に勉強になります!」とコメントをいただきました!
最後にテーブルごとにワーク内容をシェアします。各チーム様々なアイデアが生れていました。
合田さんは、「未病について考えるきっかけとなれば嬉しいですし、今回のワークでは非常にユニークなアイデアが出て、興味深く、私自身も学ばせていただきました。」と感想を話しました。
ワークショップ後は、恒例の交流タイム!We Lab.は年間通して行われるプログラムのため、どんどん顔見知りの方も増えていき、共創のきっかけとなる出会いが生まれています。
QBで何をしたら良いかわからない、そんなみなさまはぜひWeLab.に参加してみませんか?
【We Lab. 参加方法】
We Lab.参加希望者は下記ページの応募フォームより申請ください!
https://www.quintbridge.jp/program/detail/202304250000.html
【We Lab. 2024全体スケジュール】
※予定は変更になる場合があります。
終了)4月17日(水) 18:00~20:30 UP↑UP↑Program We Lab. /I Lab.合同キックオフ
終了)5月15日(水) 18:00~20:00 第一回
終了)6月19日(水) 18:00~20:00 第二回
終了)7月17日(水) 18:00~20:00 第三回
9月18日(水) 18:00~20:00 第四回
10月16日(水) 18:00~20:00 第五回
■問合せ先
QUINTBRIDGE UP↑UP↑Program事務局
upup-program@west.ntt.co.jp
2024 We Lab.第1回レポート
「地域創生」をテーマにWe Lab.メンバーで教え、学び合いました!
https://www.quintbridge.jp/about/library/detail/202407221549.html
2024 We Lab.キックオフ!山崎ゼミ卒業生が自身の事業に関するイベントを開催
https://www.quintbridge.jp/about/library/detail/202405311305.html
2023 We Lab.第6回レポート
「めちゃくちゃ速いプロトタイピング」と「ソーシャルグッドの社会実装」の2本立て!
https://www.quintbridge.jp/about/library/detail/202405081131.html
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