声の可能性を広げるビジネス~声の権利を守るクロスリンガル合成音声~
  • NEW
  • 募集中
  • 一般参加可能

声の可能性を広げるビジネス~声の権利を守るクロスリンガル合成音声~

募集締切:
2025年9月30日(火)

|実現したい世界観

“音声IP×合成音声”を活用した新たなエンタメ経済圏の創造とグローバル化

 近年、日本発のエンターテインメントコンテンツは世界各地へと広がり、多くの人々を魅了してきました。また、技術進歩により、誰もが簡単に合成音声を作成・活用できるようになりました。その一方で、権利を持たない第三者による意図しない音声の流用といった新たな課題も生まれています。私たちは、遠く離れた人々を声でつなぐ「電話」というコミュニケーションを生み出してきた企業として、合成音声の可能性を広げながらも、誰もが“安心・安全”に活用できる仕組みを築いていきます。合成音声が単なる技術ではなく、適切に活用されることで新たな価値を生み出し、日本のコンテンツがこれからも世界中の人々に届き、より豊かな表現と感動を生み出す社会を実現します。

|募集テーマ詳細

◆募集テーマ①

ターゲット顧客:ジャパンコンテンツを海外向けに販売したい コンテンツ制作会社(映画/アニメ/ラジオ等)
 多言語吹替コンテンツの製作において、人材の調整コストが高いことや、吹替時の違和感に起因するコンテンツの世界観が損なわれるといった課題を持つコンテンツ製作会社に対し、キャラクターの声質や世界観をそのままに、多言語吹替サービスを実現するためのパートナーを募集します。

■求める共創パートナー 一例
・高品質な合成音声生成エンジンを保有する企業  (例:対応言語拡大、翻訳クオリティ等)
・音声や動画の品質を高める技術を保有する企業  (例:感情、抑揚、歌、方言、リップシンク等)

◆募集テーマ②

ターゲット顧客:フェイク動画をゼロにしたいと考える芸能事務所
 個人が無許可で製作したIPフェイクコンテンツが流通し、権利侵害の被害を受けている芸能事務所に対して、消費者が知らない間に違法なものを正しいものとして受容しないようにできるようなソリューションを提供します。

求める共創パートナー 一例
・デジタル技術等を活用し、真贋判定ができる企業(例:ブロックチェーン、AI、デジタル証明書等)
・違法コンテンツを自動で検出できる技術(例:AI、ハッシュマッチング、音声解析等)

◆募集テーマ③ (※自由テーマ枠)

ターゲット顧客:なし
 上記の募集テーマ①・②以外で、下記の提供アセットを活用した様々なビジネスアイデアを募集します。

|NTTグループのもつ利用可能なアセット

■NTT人間情報研究所が開発した高品質な合成音声エンジン

NTTグループが保有する多言語音声合成技術である①Few-shot音声合成技術、②クロスリンガル音声合成技術により、所望話者の合成音声を多言語で生成することができます。

 

■音声データへの真正性付与技術

ブロックチェーン技術を活用して音声データ・音声モデル・合成音声のそれぞれにタグ付けを行うことで、データの改ざんを防止し、「信頼性」と「トレーサビリティ」を担保したデータ利用が可能になります。

 

■著名IPの高品質な合成音声を 提供可能なプラットフォーム

「声」を使って収益化したい供給者(IPホルダー)と、IPの「声」を多言語化して利用したい需要者(サービス事業者)をつなぎ、AI多言語音声のコンテンツ販売プラットフォームをつくることで、「声」を活用したコンテンツ市場への進出を可能にします。

 

■その他アセット

・プロジェクト内容に応じたNTT西日本グループアセット(例:30府県のフィールド、営業チャネル等)
・オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」(例:実証フィールド、金融機関・事業会社とのネットワーク等)
・ニュースリリース等での広報、対外発表(採択した共創パートナー名や本プログラムにて策定した事業案等の発信)

|テーマオーナーからの意気込み

吉田 達也

Business Development Senior Manager

 私たちは「声」という人間ならではの資産に着目し、その価値を最大限に引き出すことで、新たな経済圏を生み出したいと考えています。NTTグループのアセットやテクノロジーを活用し、安心・安全に“声”を守りながら、新しいビジネスの可能性を皆さまと共に広げていけたらと思っています。
 私たちの想いに共感し、共に未来を描いてくださる方々のご応募を、心よりお待ちしております!

#テクノロジー # ジャスティス #大盛無料 #MBA


外部サイト(Peatix)に遷移します

エントリーはこちら

(参考)プログラム概要

  NTT西日本が大阪京橋で運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」において、社会課題の解決と未来社会の創造に挑むスタートアップや研究機関など(以下、パートナー)を対象とした出資確約型の事業共創プログラム「Spark-Edge For Next Challengers」を新たにスタートさせます。

 QUINTBRIDGEの開設以降、ビジネス共創プログラム『Business Match-up!』や未来共創プログラム『Future-Build』といった各種プログラムを計8回開催し、17社を採択して共創活動を実施してきました。採択後、約4か月で共創サービスを提供開始した事例もあり、本プログラムでも各種共創活動を通じて、2026年度の早期事業化をめざしていきます。
 
詳細は、下記リンクよりプログラム概要ページをご参照ください。

■プログラム説明会

 本プログラムへの参加を希望する企業は、下記ボタンから申し込みいただき、2025年5月23日(金)QUINTBRIDGEで開催するプログラム説明会にご参加ください!

 プログラム説明会では本プログラムの概要(選考ステップや投資条件等)募集テーマについての説明を予定しています。募集テーマについては、NTT西日本の提供アセット求めるパートナー企業例などについてご説明させていただきます。

外部サイト(Peatix)へ遷移します。

説明会に参加する

 

その他、本プログラムに関する質問・問合せはこちらからお願いします。
sparkedge-ml@west.ntt.co.jp

プログラム一覧に戻る