プログラムレポート

【アーカイブ配信】QUINTBRIDGE Pitch Shining Startup <第5回ヘルステック特集>

公開日：: 2023.4.10

2023年3月8日　QUINTBRIDGEピッチプログラム
Shining startup For Social impact が開催されました。

第５回目のテーマは『ヘルステック』

健康（Health）とテクノロジー（Technology）を組み合わせた造語であるヘルステック。クラウド、AI、IOT等のデジタル技術を用いて医療や創薬、介護、予防、QOLといった社会課題を解決する業界であり、市場は年々拡大しています。近年では新型コロナウイルスの流行や2025年問題によりますます注目度が高まっています。

｜プログラム概要

今回はそんなヘルステック業界で輝くスタートアップ企業6社に、QUINTBRIDGEがめざす「社会課題の解決に向けた共創」に向けてピッチを行っていただきました。

＜ピッチ後には最新技術を搭載した実機も登場し、実際に体験する様子も！＞

会場での参加＋オンライン視聴、たくさんの方にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
盛り上がりを見せた現地レポートをお届けします！

本プログラムについて詳細はこちら
URL:https://www.quintbridge.jp/program/detail/oi8383sfw/

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3月8日当日は、『国際女性デー』。世界中で女性たちの功績を祝福し、ジェンダー平等について、また女性の生き方について考えるイベントが開催されています。

そんな日に相応しく、女性登壇者からピッチはスタート。エネルギー溢れる瞳に、会場からは暖かい拍手でピッチが始まりました。

■ 株式会社ラフール
執行役員プロダクトマーケティング事業部部長　眞木麻美　　inside@lafool.co.jp
メンタルデータテックで全人類を笑顔にする

日本の社会課題である「職場のメンタルヘルス対策」の解決に向けて必要なウェルビーイング経営・人的資本経営の実現に向けて、ビッグデータを利用して開発した『ラフールサーベイ』、人材育成研修プログラム、産業医紹介等のサービスを提供しています。
2023年夏には、ラフールサーベイのビッグデータを活用した組織にカルチャーマッチする人材を見つけられる採用領域のサービス（機械学習 AI）を正式ローンチ予定。一人でも多くのひとのウェルビーイングを支えたい、そんなピッチを行っていただきました。

■ Flora株式会社
CEO　Anna Kreshchenko（クレシェンコアンナ）　　admin@floramaternity.com
ビッグデータ・AI/MLで、女性のなりたい自分を実現する

女性の各ステージに合わせて、思春期から更年期まで月経、妊活、育児、更年期などのアプリや啓蒙イベントを開催・提供しています。アプリに体調や気分を入力することで、生理痛の対処法やメンタルケア、人工知能（AI）によって個人向けに最適化されたアドバイスを受け取ることができます。
また、データ提供による商品開発支援などデータドリブンなモデルで企業連携。「ともにデータを通じて女性をエンパワーしたい」、そんなピッチを行っていただきました。

■ 株式会社ACCELStars
代表取締役CEO　宮原禎　　contact@accelstars.com
世界最高精度の睡眠計測サービスを提供する東大発ベンチャー

多くの精神疾患・神経変性疾患・発達障害は、なんらかの睡眠障害をきたすことが最新の医学研究により明らかになってきています。そこで、睡眠情報を正確に観測することで疾患メカニズムを解明し、その結果として精神疾患・神経変性疾患・発達障害の診断・予防・治療を、PHR＋ウェアラブルを軸としたデータプラットフォームで新たな実現していくために共創していきたい、そんなピッチを行っていただきました。

■ 株式会社CricketFarm
代表取締役　坪井大輔　　info@cricketfarm.co.jp
食用コオロギのスマート養殖により国内最安値／大量生産を実現

SDGsはいまや世界の共通の話題となりました。そこで環境に配慮した次世代フード「コオロギ」に注目。新たなタンパク源の可能性に先進技術で挑みます。昆虫食は世界では20億人が食しており、特にアジアでは476%成長と注目を集めています。養殖で重要な温度・湿度・水・餌、これらの環境維持や人材コスト抑制のため、IoTによる先端テクノロジーを活用したスマート昆虫養殖。今後市場の拡大が期待される昆虫食とフードテックについて熱いピッチを行っていただきました。

■ 株式会社wellday
代表取締役　CEO　牟田吉昌　　ymuta@wellday.jp
日本初のエンプロイーサクセスプラットフォーム

「職場から忙しい中、ストレスチェックがきて適当に回答した経験はありませんか？」会場が思わず頷く問いかけからスタートした「wellday」。アンケートとチャットテキストのAI分析で社員のコンディションと課題を可視化し、隠れた課題を確実に発見・解決します。　2022年、「wellday」の導入により従業員の課題を早期発見できた数は15000件！
今後はHR領域の企業と積極的に連携・共創してより広げていくこと、そして難しいと言われ続ける「テクノロジー×ウェルネス」領域に関心を持ってもらいたい、そんな想いをのせたピッチを行っていただきました。

■ Holoeyes株式会社
クリニカルスペシャリスト　木村雅樹　　info@holoeyes.jp
医療VRによるコミュニケーション革命

【2023年9月末まで公開】
外科医とエンジニアが創業した医療現場の課題解決を目指すスタートアップ。オペでの空間認識の欠如が、技術向上や誤認回避を困難にしているという課題にXR技術で挑みます。
医療従事者がVRゴーグルを使用し三次元空間に患者個別のモデルを表示し、解剖の理解をサポートする臨床医療、医療教育のためのバーチャルリアリティソフトウェアを提供。
医療×VRの市場は伸び続けており、現状では主に教育やオンラインカンファレンスに活用されています。
医療を進歩させ、少しでも多くの人の命を救いたい、そんなピッチを行っていただきました。