【ゼミ特集vol.1】卒業生に聞いたメンター山崎さん・ゼミの魅力とは
  • インタビュー

【ゼミ特集vol.1】卒業生に聞いたメンター山崎さん・ゼミの魅力とは

公開日:
2025.5.19

QUINTBRIDGEの学びプログラムが、新たに生まれ変わりました!


「UP↑UP↑プログラム」は、このたび「QB Lab.」としてリニューアル!

インプットで終わらせず、必ず実践へ。挑戦者が事業アイデアを生み出し、育て、形にする。
共創をめざす、“学びのその先”まで実践し、挑戦者を育むプログラムとなりました。

自分自身や事業、社会課題等と向き合いながら新たなアイデアを磨きあげたり、
課題解決の実践を通じて、ビジネスの可能性を広げる複数のゼミで構成されています。


これまで、QUINTBRIDGEでは多様で個性あふれるゼミが開催されてきましたが、
昨年度に続き開講されるゼミもあれば、新たな形へと進化するゼミもあります。

今回は、「思いを1億円の事業に!ゼミ(メンター 山崎 大祐さん)」に焦点を当て、それぞれのゼミで何が得られたのか、どんな気づきがあったのか。実際に参加した卒業生の声を通して、その魅力と可能性をお届けします。

|山崎ゼミ5期生 小林さん、山下さんインタビュー

ー 簡単に自己紹介と、ゼミ参加のきっかけについて教えてください。 

 

小林さん  5期の小林 健二郎と申します。現在、起業しているわけではありませんが、別の会社に所属しながら、起業した時のための事業プランをブラッシュアップしたく参加しました。

事業案は、実はプライベートでハンターをしており、その経験を活かして「ハンティングとツーリズムを掛け合わせた事業案」を考え、いろいろとアドバイスをいただいた次第です。

応募のきっかけは、ゼミの卒業生3名と知り合いで、推薦いただいたことです。

また、山崎さんとは日本マーケティング協会のセミナーでお会いし、実際に講義も受けたことがあり、その際に山崎さんの考え方や話し方にとても魅力を感じました。こうした素晴らしい方から直接学べる機会はとても恵まれたものだと感じ、ゼミへの応募を決意しました。



山下さん  5期の山下洋樹と申します。Virtual Motorsport Lab Inc. (略称: VML) の代表をしています。事業内容は、自動車・モビリティ技術に特化したソフトウェア研修や、AIやモビリティ技術を学べる自動運転レースイベントの運営をしています。

ゼミ参加のきっかけですが、元々自動車のエンジニアだったので、経営はあまり勉強したことがなく、一度しっかり学びたいと思い応募しました。

私たちの事業は、自動運転のレーシングカーをシミュレータを使って開発体験しながら、そこで使われているAIやソフトウェア技術を学べるというコンテンツを提供しています。

より広い視点で事業を考えられるようになりたいと思い、ゼミに参加しました。

 

ーゼミに参加前後でご自身の変化はありましたか。

 

小林さん  参加前は、実際に起業するかどうか、まだぼんやりとしていましたが、ゼミに参加したことで、「もし自分が起業するとしたら、どのようなステップを踏めばいいのか」が具体的にイメージできるようになり、ある種の覚悟が決まったのは大きな変化だと思います。

同じゼミ生の方々と交流する中で、単なるポジティブな建前の話だけでなく、起業に伴う悩みや迷いなど深い話ができました。山崎さんを含め、みなさんの本音を知ることができたのは、とても貴重な経験で刺激を受けました。

 

ー参加前、ゼミに期待していたことは、何でしたか。

 

小林さん  一番期待していたのは、自分のビジネスプランの精度を高めることでした。それも達成できましたが、それ以上にメンタル面での学びが大きかったと思います。

他のスタートアップ向けセミナーやアクセラレーションプログラムでは、実践的な知識は得られても、起業家の本音に触れる機会は少ないものだと思います。

一方ゼミは、オンラインではなくリアルな場だからこそ、山崎さんの率直なお考えや、実体験を聞ける時間が毎回設けられていて、ゼミ生だけが知ることのできる本には書かれていないようなリアルなお話を聞くことができ、それが自分にとって想像以上に大きな学びとなりました。

 

山下さん  ゼミのタイトルにもあるように、「1億円の事業にする」ということを意識できるようになったのが、変化ですね。私の場合は、元々いまの事業を「やりたい」という気持ちが先行しており事業計画に具体的に落とし込むという視点では不十分だったと思います。

でも、山崎ゼミを通じて「事業をどうやって拡大するか」「収益モデルをどう組み立てるか」という視点を得られたのが、大きな収穫です。

具体的な例をあげると、「学校教育で使われているだけでは、事業として成り立たない」と率直なフィードバックをいただいたことで、法人とパートナーシップを組むや、持続可能なビジネスモデルを考えることが必要である、など意識が変わったと思います。

 

ーお二人から見た山崎さんは、 どんな印象ですか。

 

小林さん  熱量だけではなく、自分の弱い部分も見せられる人って強いなと思っていて。業界でそういうことができる人をあまり見たことがなかったので、極めて魅力的な部分だと思いました。

ゼミでは何回かに一度、山崎さんとの1on1があるのですが、変にオブラートに包むというよりは率直なお考えをいただくので、それなりに緊張はしましたが貴重な時間でした。とても大きな会社の経営をされてる方なのに、本当にフラットに接していただけるところが、山崎さんの魅力の一つだと思います。

 

山下さん  特に驚いたのは、ゼミ生一人ひとりに対して想像以上に時間を割いてくださることでした。ただ講義をするだけでなく、本当に真摯に向き合ってくれる姿勢がとても印象的でした。

ゼミが終わった後の懇親会にも毎回参加してくださるなど、継続的に関わってくれるのは、とても貴重だと思います。ゼミ卒業後もOBOGへのフィードバックの機会を考えてくれるのは、本当にありがたいことだと思います。

 

ー山ゼミは現役生と卒業生の交流が盛んだとお聞きしましたが、実際はいかがでしたか。

 

小林さん  そうですね。ゼミの後にOBOGと現役生が混ざった懇親会があり、そこに山崎さんも参加してくださっています。

印象的だったのは、人を紹介してもらえる機会が多かったことです。自分の事業を進める上で、必要な方々と実際に会える機会があり、それがとても大きな価値になりました。

また、他のゼミ生の事業案を聞いた上で、自分から誰かを紹介することもできたのが印象的でした。飲みの席などでは、単なるビジネスの話ではなく、感情を交えながら深く話ができるため、相手の人となりを感じつつ、本当に必要な人を紹介するというつながりが生まれていました。

OG・OBの方々も積極的に参加されており、現役のゼミ生と同じくらいの人数が集まることもあります。私自身も最初は誰が誰なのかわからないくらい、多くの人と交流できました。

ゼミを卒業した後も、期をまたいでのつながりが続くことは珍しく、毎回顔を出してくださる方々がいるのも、このゼミならではの特徴だと感じています。

 

山下さん  私もゼミで、面白い出会いがたくさんありました。普段関わることのない業界やビジネスに触れる機会が、非常に刺激的でした。

私はどちらかというとテクノロジー系の方と出会う場が多いのですが、ゼミではさまざまな「思いのある」ビジネスを行っている方々と出会うことができ、新たな視点に出会えたと思います。

 

ーお二人の今後の展望をお聞かせください。

 

小林さん  やらなければならないことは山積みですが、ゼミで学んだことを何度も振り返りながら、今後の取り組みに活かしていきたいです。

ゼミの中で座学があるのですが、そこでいただいた資料は、今後ずっと活用できるものだと感じています。教科書のように資料を何度も読み返すことで、その時に感じた「熱量」や「感情」が蘇ると思っていますので、今後もゼミで学んだことを反芻して、進んでいきたいと思います。

 

山下さん  私も小林さんとほとんど同じですね。事業に取り組む中で、状況が変わることも多いですが、ゼミでの学びを一つの指針として、まずは事業を成長させることを最優先に進んでいきたいです。

最終的な事業目標としては、「自動運転レース」を作りたいという思いがあります。そのために、さまざまなパートナーと協力していくことが必要だと思いますので、2025年には、その第一歩を踏み出したいと考えています。

2025年度の取り組み

QB Lab. 億をめざす!オープン壁打ち道場

QUINTBRIDGEで開業より6期に渡り開催してきた、思いや社会課題に向き合っている経営者・起業家が事業がサステナブルに回る1億円の事業プランを目指し自身の事業や組織の新規事業を本気で磨き上げてきた「思いを1億円の事業に!ゼミ」。


2025年度上期については、そのゼミのメンターである山崎さんによる、公開壁打ちを5月・7月・9月の3回実施することになりました。

エントリー者による壁打ちピッチの様子は観覧可能ですので、
登壇者のピッチやフィードバックを聞いて事業に関する考え方などを学びたい方
メンターによる壁打ちピッチに興味がある方などなど、ぜひお越しください。


〇5月開催 オープン壁打ち道場 観覧希望の方はこちら    開催日:5/22

〇7月開催 オープン壁打ち道場  登壇希望の方はこちら   申込〆切:7/6

〇9月開催 オープン壁打ち道場  登壇希望の方はこちら   申込〆切:9/7

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