2023年度 未来共創プログラム「Future-Build」始動!

NTT西日本と共に社会課題の解決やWell-Beingな未来社会を実現するパートナーを募集

●About●

NTT西日本が大阪京橋で運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」において、スタートアップ、大手企業、研究機関など(以下、パートナー)との共創によりWe-beingな未来社会を実現することを目的に、未来共創プログラム「Future-Build For Well-being society」を開催しております。

2023年度は「プログラム❶:NTTグループアセット活用型」「プログラム❷:社会課題・未来社会テーマ型」の2種類のプログラムを開催します。本募集要項では、「プログラム❷:社会課題・未来社会テーマ型」となる、「Future-Build 2023」(以下、本プログラム)に参加いただけるパートナーを募集します。

本プログラムが設定する社会課題・未来社会テーマにNTT西日本の事業開発チームと一緒に事業化をめざす取組です。昨年度は100社を超える応募をいただき、2つのプロジェクトが事業化検討フェーズに進んでいます。Future-Build 2023ではビジネスモデル仮説のブラッシュアップやプロトタイプ・モック等による検証の支援を強化して事業化へ向かう精度をあげます。

|プログラム概要

社会課題・未来社会の創造に関する2領域4テーマに関して、共創アイデアをNTT西日本と一緒に検討・検証いただける企業を募集します。エントリーいただいた企業の中から、NTT西日本にて書類選考を実施し、採択パートナーを決定します。採択パートナーはNTT西日本のテーマオーナーと共に、約2カ月間、共創ビジネスプランの検討・仮説検証等を行い、2024年3月に当社経営層が審査を行うビジネスプラン発表会に臨んでいただきます。ビジネスプラン発表会を通過したテーマは、2024年度にNTT西日本とのビジネス共創としてPoCフェーズ、事業化フェーズへ移行します。なお、ビジネスプラン検証・調査等に伴う費用は、必要に応じて当社側にてご用意する予定です

|プログラムステップ

  1. 1

    共創パートナー募集

  2. 2

    エントリー〆切

  3. 3

    応募書類〆切

  4. 4

    選考期間

  5. 5

    採択パートナー決定・発表

  6. 6

    ビジネスプラン検討・検証

  7. 7

    ビジネスプラン発表・審査

※ビジネスプラン審査を通過した案件は、2024年度以降、NTT西日本予算サポートでのPoCを実施します。
PoCの結果に応じて、事業化検討へ進み、NTT西日本グループとのサービス開発・ジョイントベンチャーなども視野に入れた取り組みを予定しています。

|プログラムスケジュール

2023年11月1日(水)

共創パートナー受付開始

2023年11月15日(水)

エントリー受付〆切

2023年11月17日(金)

応募書類受付〆切

2024年1月末(予定)

採択パートナー決定

2024年2月~3月 

ビジネスプラン検討・検証

2024年3月25日(月)

ビジネスプラン発表・審査

|募集要項

応募期間

202311月1日(水)~20231117日(金)

応募資格

本プログラムは以下の条件を満たしている方を主な対象としています。
(1)NTT西日本と一緒に協業案の検討をいただくことができ、継続的な事業提携をめざせる企業
(2)成長可能性の高い事業や社会課題解決・未来社会創造に取り組む事業等をしている企業
(3)
ローンチ済プロダクトを、継続的に提供している企業
(4)法令等もしくは公序良俗に反していない、もしくは反する恐れがないこと
(5)会社再生法に係る更生手続きの申し立てや民事再生法に係る再生手続き開始の申し立てがなされていないこと
(6)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員でないこと又は法人にあってはその役員が暴力団員でないこと
(7)ビジネスプラン発表会までに、日本国内に居住している又は居住する予定である者。また、外国籍の者については、日本における滞在及び就労要件を満たしていること
(8)応募規約に同意いただける企業

応募方法

①プログラム応募規約に同意の上、「応募サイト:Peatix」より必要事項記入の上エントリー
②エントリー後、NTT西日本よりメールにて送付する応募フォーマットへ必要事項をご記入
③応募フォーマット・ピッチ資料(以下、応募書類)をメールにてご提出
※事務局への応募書類提出をもって応募完了となります。

応募書類提出先

qb_future-build_inq@west.ntt.co.jp

採択件数

4件程度

※プレスリリース内容はこちら

|募集テーマ

2領域4テーマにおいて共創パートナーを募集します。

社会課題の解決:グリーントランスフォーメーション

【テーマ①】持続可能な未来を築くためのエシカルビジネス
【テーマ②】「使わない・捨てない」地球を守る循環型ビジネス

未来社会の創造:先端テクノロジー

【テーマ③】五感を広げ、感動をみ出す、新体験おでかけビジネス
【テーマ④】人間性・社会性を高めるテクノロジーの活用ビジネス

~拡張現実(AR)によるこれまでにない全く新しい世界観の創出~

【テーマ3】五感を広げ、感動を生み出す、新体験おでかけビジネス

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚といった五感をデジタル化し、拡張したコンテンツによって、人々に新たな感動体験を与え、行動を促進することで、地域経済を活性化

渡邉 広明

Business Development Senior Manager

テクノロジーが進化する中、現実世界での感動体験の価値は増しています。その瞬間、その場所でしか得られない感動を提供し、人々の心を動かし地域を活性化する「おでかけ」ビジネスを一緒に創りましょう。熱意あるパートナー企業様のエントリーを心よりお待ちしています。

【テーマ4】人間性・社会性を高めるテクノロジーの活用ビジネス

~一人ひとりの行動で「より良い社会」をつくる~

本プロジェクトがめざすビジネスは、誰もが楽しみながら社会課題の解決に取り組める仕組みを作ることです。例えば、遊びながら、運動しながら、隙間時間を活用しながら等、参加する人自身がウェルビーイングに感じる要素があれば、課題解決はもっと加速するのではないでしょうか?
「テクノジーによって、日常の行動が地域や社会に対してよりよい影響を与える」そんな未来を私たちは実現したいと考えています。

藤森 敬基

Business Development Senior Manager

誰もが気軽に楽しみながら社会課題解決に取り組む仕組みを創る。
是非、皆様がお持ちの技術やアイディアを活用いただき、従来の枠に
とらわれない社会課題の解決方法を考えて行きませんか?

【テーマ①】持続可能な未来を築くためのエシカルビジネス 

~誰もが気軽に参加できるエシカル消費活動の実現~

私たちは今、異常気象という環境の危機を目の当たりにしており、それが生態系や私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。この状況を打破するため、一人一人の消費活動の見直しが不可欠です。ここで、私たちは“エシカル消費※”という取り組みの価値を認識しています。誰もがこの活動に参加出来る仕組み作りが求められています。

※エシカル消費とは?/消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/about/

馬場 諒一

Business Development Manager

環境貢献活動をさらに普及させるためには、誰もが気軽に参加できる仕組みの構築が必要です。”エシカル消費”をもっと身近に感じられる社会を築くための新しいビジネスの可能性を一緒に探求しませんか?

【テーマ2】「使わない・捨てない」地球を守る循環型ビジネス 

~大量生産・大量消費・大量廃棄からの脱却~

現在、私たちは気候変動や自然資源の枯渇など、多くの環境課題に直面しています。これらの課題の解決のためには、経済成長と資源の使用を分離し、経済成長と環境保全を成り立たせていく新たな仕組みが必要です。そのためには、廃棄物・無駄・汚染がない経済システムを作るために、廃棄をなくす設計や、資源を使い続ける仕組みが求められています。

豊嶋 絵美

Business Development Senior Manager

私が以前働いていた小さな島国では、海辺に多くの飲料容器が廃棄されていました。そこに飲料容器のデポジットが導入されたことで廃棄物が激減したことを目の当たりにしました。それは、制度を変えることによって起きた飲料容器回収のイノベーションでした。サーキュラーエコノミーの実現に向けては課題が山積みですが、今回のプログラムを通して、ともにイノベーションを起こし、新たな未来をめざすための仲間に出会いたいと思っています。

|社長メッセージ

森林 正彰

西日本電信電話株式会社
代表取締役社長 社長執行役員

昨年度多くのご応募をいただきました未来共創プログラム『Future-Build』の最終成果発表会には、私自身も特別審査員として参加させていただきました。大企業とスタートアップが一緒になって本気で新たな価値を創出したいという熱量の高い提案に大きな可能性を実感しています。今回は社会課題・未来社会テーマの2領域・4テーマで開催いたします。
イノベーションを起こすのに大企業もスタートアップもありません。NTT西日本と共に大きく成長したいと思う方、世界に打って出たいと思う方は是非ご応募をお待ちしています!

|NTT西日本の支援内容

・各テーマを専門とするNTT西日本のプロジェクトオーナーとの共創
・デロイト トーマツベンチャーサポート株式会社のアクセラレーターによるプロジェクトサポート
・仮説検証、顧客インタビュー・市場調査費用等の負担(内容に応じて都度検討)  
・プロジェクト内容に応じたNTT西日本グループアセットの活用
(30府県のフィールド、大規模な組織体制、安心安全な技術力等)
・1.4万人の会員を有するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」の活用
(フィールド、エコシステム活用連携、施設設備・連携パートナーとの連携等)
・ニュースリリース等での広報、対外発表
 (採択した共創パートナー名や本プログラムにて策定した事業案等の発信)

デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社からのコメント

成田 大輔

デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
事業部長 マネージングディレクター

市場の変化に対して企業はかつてないほど、柔軟に迅速な対応を求められています。一方で既存の事業から一歩踏み出した新規事業の創出に向けた新たな事業アイディアを創発することに抵抗や苦労を感じることもあると思います。限られた人数・機会の中で新規事業を作り続けるためには、少しでも失敗や手戻りを避けたいのは誰しもが思うところです。デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社は、挑戦する皆様が未来を切り拓くためにご支援させていただきます。

|その他、注意事項等

(1)公序良俗に反しないプラン内容に限ります。
(2)応募にかかる費用は応募者にてご負担願います。
(3)当社と共創の取組みの実現に向けてリソースやアイデアを用意できることを前提とします。
(4)プラン概要は一般公開しても差支えない範囲で応募して下さい。
(5)応募にかかる既存の知的財産権、ノウハウ等は原所有者に帰属します。応募に基づき何らの権利を移転し、または本プログラム以外の使用または利用を許諾するものではありません。エントリーにあたり応募者自身の責任において必要な権利保護を行うこととして、主催者は一切の責任を負いません。
(6)今回の公募プログラムによらず、NTTグループが独自で同一または類似の商品・サービス・技術・ビジネスプランなどを既に検討、開発、または将来開発する可能性があることをご了承ください。
(7)当社が希望する場合は、応募プランの知的財産の取り扱いに関して協議に応じていただけるようお願いします。
(8)本プログラムの趣旨に違反することが判明した場合は、採用を取り消す場合がありますのでご留意ください。

事務局連絡先

Future-Build2023 事務局 : qb_future-build_inq@west.ntt.co.jp

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