Future-Build Powered by IOWN

NTTグループが世界の各企業と一緒に推進している次世代コミュニケーション基盤IOWN構想の技術アセットを活用し、ともに未来のユースケース創出に取り組むパートナーを募集

●About●

NTT西日本が大阪京橋で運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」において、スタートアップ、企業、研究機関など(以下、パートナー)との共創によりWell-beingな未来社会を実現することを目的に、未来共創プログラム「Future-Build For Well-being society」を開催しております。2023年度は「プログラム❶:NTTグループアセット活用型」「プログラム❷:社会課題・未来社会テーマ型」の2種類のプログラムを開催します。

今回は、「プログラム❶:NTTグループアセット活用型」である、「Future-Build Powered by IOWN」(以下、本プログラム)に参加いただけるパートナーを募集します。

本プログラムは、IOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)構想の核となる技術を活用し、イノベーティブなソリューションを持ち、社会課題の解決に取り組むパートナー企業を募集し、ともにWell-beingな未来社会を実現することをめざします。

NTT西日本は採択パートナーとともに、IOWN構想にかかわる新しい事業創出をめざし、ユースケースの検討と実証および販売体制検討を行っていきます。NTT西日本では、事業案策定のため、検証環境の提供、必要に応じて実証実験費用の負担、NTT西日本公式サイトでの採択企業名の公表等を実施します。

|プログラム概要

エントリーいただいた企業の書類選考を実施し、通過した5社(予定)の皆様から、ピッチ大会当日にプレゼンテーションを実施いただきます。その中からNTT西日本との協業親和性が高い企業を採択パートナーとして協業検討に進みます。
採択パートナーとの協業検討の際の実証実験予算等は、必要に応じてNTT西日本側でご用意いたします。

  1. 1

    ピッチ登壇企業募集

  2. 2

    書類選考

  3. 3

    登壇企業発表(5社予定)

  4. 4

    ピッチ登壇

  5. 5

    採択パートナー決定

  6. 6

    協業検討

|プログラムスケジュール

2023年10月11日(水)   :公募開始、説明会開催
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    11月7日(火)    :エントリー受付〆切
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    11月13日(月)    :ピッチ登壇応募〆切
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    11月22日(水)    :ピッチ登壇企業発表
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    12月20日(水)    :
ピッチ登壇
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    1月下旬       :採択企業発表(予定)

|ピッチ登壇 募集要項

応募期間

20231011日(水)~20231113日(月)

応募資格

NTT西日本グループのアセットを活用した事業提案をいただくことができ、継続的な事業提携をめざせる企業
②ローンチ済プロダクトを、継続的に提供している企業
※その他ページ下部の応募資格、応募条件を必ずご確認ください

ピッチ登壇企業数

5社予定 書類選考通過件数に応じます

応募方法

本ページの「申し込みボタン」よりお申込みください。エントリーいただいた方に、説明会のURLおよび応募書類をメールにて送付いたします。
事務局への応募書類提出をもって、応募完了となります。
※お申し込みの遷移先サイト(Peatix)からのエントリー受付は202311月7日17時までです。ご注意ください。

|募集テーマ

 IOWNを活用し、「スマートシティ実現」「ワークスタイル変革」「ライフスタイル変革」に関する社会課題を解決する具体的なソリューションをもつパートナー企業を募集します。

■募集テーマとなる社会課題

①スマートシティ実現
ターゲット:地方自治体、インフラ企業 等

スマートシティ導入では、それぞれのビジョンに基づいた住民サービスを都市OSの実装と共に地域に根付かせる必要があります。持続可能な取り組みとしていくには地域らしさが重要であり、そのためには住民一人一人のニーズに合うサービスとして動的にパーソナライズされることが肝要です。IOWN構想においてスマートシティを一つのユースケースとして考えており、我々NTT西日本としてスマートシティ実現に向けた諸課題の解決に取り組みます。IOWN構想における各種技術と組み合わせることで、地方自治体や民間企業、地域住民へ持続可能かつ将来性・発展性のある価値を提供できるパートナーを広く募集いたします。

例)
・災害対策:災害時に多数の映像データからリアルタイムでの避難ルートを描写
・社会インフラ点検、整備:監視映像等の大容量トラフィックの伝送・処理の通信にAPNを適用することで設備の異常状態を検知
・新たな観光体験の創出:群衆映像やGPSデータから、リアルタイムで人流の属性や行動の予測を行い、効果的な観光プランをレコメンド
※上記は例であり、顧客・業界課題を捉えたユニークなパートナー企業を広く募集します。


②ワークスタイル変革
ターゲット:企業人事部門、教育機関、商業施設、地域製造業 等

リモートワーク等、技術の進歩によって、多様な働き方の採用が進む現代において、人々のコミュニケーションの頻度や深さ、個々人の価値観に適した労働環境の提供がより重要となってきております。従来以上の情報がデジタルで日常的に飛び交う世界において、今回のIOWNにかかわる技術の特徴を活かすことでより柔軟なワークスタイルの提供を実現できるパートナー企業を広く募集します。

 
例)
・タイムラグを感じさせない大容量通信により、住む場所に関係なく全社コラボレーションを生み出す次世代リモートワーク
・リッチなコンテンツ提供と低遅延により、対面を上回る遠隔接客
・専門性の求められる現場作業における、遠隔指導・支援・実施など
※上記は例であり、顧客・業界課題を捉えたユニークなパートナー企業を広く募集します。


 ③ライフスタイル変革
ターゲット:一般消費者、エンターテイメント企業、商業施設 等

技術の進歩がもたらす多様な価値観は、私たちのライフスタイルを豊かで自由なモノへと変革し、新しい消費の形を生んでいます。持続可能な消費とライフスタイルは深く結びついており、それぞれの消費体験を進化させることが求められます。このライフスタイルの変革をテーマに、IOWNを活用した新たなユーザー体験やQOL向上に貢献できるパートナーを募集します。

例)
・APNを活用した時空間を超えた体験(観光、エンタメ、芸術、購買等)を大容量・低遅延で実現
・個人情報等セキュリティ取扱に負担なく、安心して、購買の楽しみとリアリティを実現させる次世代購買体験
※上記は例であり、顧客・業界課題を捉えたユニークなパートナー企業を広く募集します。

■IOWN(アイオン:Innovative Optical Wireless Network)について

IOWNとは光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソースなどを提供可能なコミュニケーションインフラの構想です。「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」、「デジタルツインコンピューティング(DTC)」、「コグニティブ・ファウンデーション(CF)」の3つの要素と光電融合技術により、スマートな社会を実現することをめざしています。
IOWN構想に関する詳細のご説明は以下サイトもご参照ください。
IOWN構想実現に向けた取り組み(NTT技術ジャーナル)

<オールフォトニクス・ネットワーク(APN>
APNは、ユーザー拠点間を光の波長パスで接続することで「大容量」「低遅延」そして「低消費電力」を実現する、新しい通信技術です。現在、APN サービス「IOWN1.0」として「大容量」「低遅延」に加え、「ゆらぎゼロ」の特長を持つ高速広帯域のアクセスサービスを提供しています。加えて、APNと連携して機能を拡張する製品群として、「遅延の可視化」「遅延の調整」を実現する端末機器も提供中です。遠隔合奏や遠隔レッスンなどの人と人のコラボレーション、e-Sports、リモートプロダクションや実験計測機など機器の遠隔操作、データセンター間など離れた機器の間の緊密な連携などに利用いただけます。

<デジタルツインコンピューティング(DTC>
デジタル世界に仮想の実世界を作成し、より高精度なインフラシミュレーションや未来予測などを実現する、新たなサービス・アプリケーションです。

<コグニティブ・ファウンデーション(CF>
ICT化された社会のあらゆるものをつなぎ、その制御を実現することで、ICTリソースの配備と構成の最適化を図る仕組みです。   

■NTT西日本グループが保有するアセット

  • IOWNの検証環境
    • 超低遅延通信サービス「APN IOWN1.0」および次世代サービスの検証環境
    • コンピューティングプラットフォームの検証環境
  • 開発支援(実証実験予算等)
  • QUINTBRIDGEでのユーザー体験機会の提供
  • NTT西日本公式サイト等での採択企業名の公表
  • 西日本30府県のフィールドセールス・サポート

■プロジェクトメンバー

  • 小山 晃広

    小山 晃広

    プロジェクトマネージャー 

    NTT西日本 技術革新部
    IOWN推進室
    担当部長

  • 今井 徹

    今井 徹

    プロジェクトリーダー

    NTT西日本 技術革新部
    IOWN推進室
    担当課長

  • 仲宗根 慎

    仲宗根 慎



    NTT西日本 技術革新部
    IOWN推進室
    主査

“新しい当たり前を生み出すこと”で社会をより良く変えていきたいと考えております。IOWNは次世代インフラとして大きな役割を持ちます。一緒に新しい価値を創り、感動を広げませんか。ご応募お待ちしております。



代表取締役社長 社長執行役員森林 正彰

西日本電信電話株式会社

昨年度多くのご応募をいただきました未来共創プログラム『Future-Build』の最終成果発表会には私自身も特別審査員として参加させていただきました。大企業とスタートアップが一緒になって本気で新たな価値を創出したいという熱量の高い提案に大きな可能性を実感し、今年度はNTTグループが多くの企業と一緒に推進している「IOWN」をNTT側の技術アセットとして提供するという新たな挑戦も加えます。イノベーションを起こすのに大企業もスタートアップもありません。NTT西日本と共に大きく成長したいと思う方、世界に打って出たいと思う方は是非ご応募をお待ちしています!

■選考基準

IOWN構想に関わる技術との親和性、技術・ソリューションの組み合わせにより生み出される価値、実現性、市場優位性、チームなどの項目を中心にNTT西日本との親和性を評価し、総合的に判断いたします。書類選考・最終プレゼン選考共に以下の項目を重視しています。

  1. IOWN構想に関わる技術との親和性
    IOWN構想並びにその要素技術に関する理解がされており、応募企業が提供可能なソリューションとの親和性があること(両社のアセットを活用することで製品・サービスが更に発展し、新規事業の創出が見込めるか、等)
  2. 組み合わせにより生み出される価値
    IOWN構想に関わる技術の特長を活かし、ソリューションとの組み合わせにより付加価値が生まれること
  3. 実現性
    ソリューションがローンチ済み、もしくは必要な実証を経て、市場への提供が可能な(その見通しが具体的である)こと
  4. 市場優位性
    ユースケースに関わるターゲットとなる市場での優位性が見込めること
  5. チーム
    中長期的なIOWN構想に基づき、ソリューションの改良、発展、拡販にも対応可能な体制・組織であること
    新規事業創出に関する造詣が深く、コミュニケーション力が高いプロジェクトチームであること



■応募資格

NTT西日本と課題解決に取り組むことができるパートナーを幅広く募集します。次に掲げる事項を全て満たす事業者は、どなたでも応募可能です。ただし、個人での応募は不可とします(個人事業主含む)。

1.提案事業を期間中的確に遂行する組織、人員等を備えていること。
2.提案事業を的確に遂行するに足る技術的能力及び管理能力を有すること。
3.事業内容が法令等もしくは公序良俗に反していない、もしくは反する恐れがないこと。
4.会社再生法に係る更生手続きの申し立てや民事再生法に係る再生手続き開始の申し立てがなされていないこと。
5.暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員でないこと又は法人にあってはその役員が暴力団員でないこと。
6.採択決定までに、日本国内に居住している又は居住する予定である者。また、外国籍の者については、日本における滞在及び就労要件を満たしていること。
7.提供可能な製品・サービスを有しており、既に第三者へ何らかの提供実績のある企業であること。

■応募資格

・ 書類選考を通過された場合、事業提案ピッチにご参加いただける企業
・ NTT西日本グループのアセットを活用した事業提案をいただくことができ、継続的な事業提携をめざせる企業

■注意事項

・ 公序良俗に反しないプラン内容に限ります。
・ 応募にかかる費用は応募側にてご負担ください。
・ NTT西日本と共創の取組みの実現に向けてリソースを用意できることを前提とします。
・ プラン概要は一般公開しても差支えない範囲で応募して下さい。
・ 原則として特許権などの知財所有権は応募者に帰属します。エントリーにあたり応募者自身の責任に おいて必要な権利保護を行うこととして、主催者は一切の責任を負いません。ただし、今回の公募プログラムによらず、NTTグループが独自で同一または類似の商品・サービス・技術などを既に開発している、または将来開発する可能性があることをご了承ください。
・ NTT西日本が希望する場合は、応募プランの知的財産の取り扱いに関して協議に応じていただけるようお願いします。
・ 応募資格、応募条件、注意事項に反する応募であることが判明した場合は、採用を取り消す場合がありますのでご留意ください。

その他、本プログラムに関する質問・問合せはこちらへお願いします。

qb_future-build_inq@west.ntt.co.jp

  

以上

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