【名古屋市×京都市コラボ企画】解像度の高い地域課題に挑戦 自治体課題ピッチ&交流会 第3弾
  • EVENT QB共催
  • 一般参加可能

【名古屋市×京都市コラボ企画】解像度の高い地域課題に挑戦 自治体課題ピッチ&交流会 第3弾

開催日:
2025年12月15日(月)14:00~17:30

共催:京都市/名古屋市/QUINTBRIDGE/株式会社よい根

名古屋市・京都市の政令指定都市2市がコラボした自治体ピッチ&交流会!!

普段から民間企業等との連携・共創に積極的に取り組んでいる2市による、合同企画第3弾です。
それぞれが抱える社会課題・地域課題を、日々課題に向き合う職員が発表し、民間企業・スタートアップの皆さんからの提案や意見交換を募集します。 
ピッチ終了後には、担当課職員による質疑受付の時間や名刺交換・交流会も開催します。今後に活きる繋がりをつくっていただきたいと思います。 
興味・関心がある方はぜひご参加ください。

イベント概要

■日時:2025年12月15日(月) 14:00~17:30(オンラインは16:00まで) 
■場所:QUINTBRIDGE 2F(リアル&オンライン開催) 
■参加資格:社会課題・地域課題に関心がある方
■定員: リアル参加:60人/オンライン視聴:100人    
※オンライン視聴の締め切りは12/14まで    
※オンラインURLはイベント当日にPEATIXメールで送信します 
■費用:無料 
■タイムスケジュール  
14:00-14:05 オープニング  
14:05-14:15 レクチャー:官民共創について(株式会社よい根 前田 展広 氏)
14:15-14:25 京都市・名古屋市から、提案窓口のご紹介
14:25-15:55 社会課題紹介プレゼンテーション(6課題:各市3課題ずつ)  
15:55-16:00 まとめ(オンライン配信はここで終了)  
16:00-16:30 課題ごとに、ポスターセッション・担当課職員との質疑応答  
16:30-17:30 名刺交換・交流会  
※当日の状況により多少前後する可能性があります。

登壇者/提示課題

課題①|地域コミュニティへの理解促進/負担のない地域活動のやり方の検討

名古屋市 スポーツ市民局 地域振興課

近年、地域役員の高齢化やライフスタイルの多様化など様々な要因で地域活動への参加者が減少するなど、従前の地域活動を継続して実施していくことが困難になっている地域が増えてきております。 持続可能な地域活動に向けて、働きながら、子育てや介護を行いながらでも行える地域活動にするため、負担軽減に関するアイデアや新しい地域活動(地域コミュニティのあり方)へ支援策をいただきたいと考えています。 また、地域活動への参加者の減少に伴い、当該地域でどのような活動(お祭り、避難訓練等)を行っているかを知らない方も増加していますので、その必要性を理解し、関わってもらえるよう、地域コミュニティへの理解促進を進めたいと考えています。

課題②|ラムサール条約湿地都市認証や藤前干潟の認知度向上

名古屋市 環境局環境 企画課

名古屋市は、市民やNPOなどとの協働による藤前干潟での保全活動や環境教育の取り組みが認められ、2025年にラムサール条約湿地都市として認証されました。しかし、市民アンケートによると藤前干潟の訪問経験者は約30%にとどまり、認証の意義や干潟の魅力が市民にまだ十分には伝わっておらず、さらなる認知度向上と保全活動への市民参加を促す取り組みが求められています。企業の皆さんのアイデアや力をお借りして、特に若年層や子育て世代に、藤前干潟や湿地の価値を理解してもらえるような、効果的な広報・普及啓発、環境教育を行いたいと考えています。

課題③|名古屋市立八事霊園墓参者の①霊園内移動負担軽減、②霊園駐車場不足の解消

名古屋市 健康福祉局 環境薬務課

1)霊園内移動負担軽減
八事霊園は広く、高低差もあるため、墓参者の霊園内移動が大きな負担となっています。墓参者は高齢者が多く、夏場は熱中症等の体調不良になる方もおり、墓参を負担に感じるとの声もあがっています。 一方で、当霊園の墓参道は狭く未舗装の道や階段が多いため、バスなどの車両を走らせることが困難です。そのため、移動サービスの提供は実現できておらず、墓参者の負担軽減に対応するサービスの提供が必要であると考えています。
2)霊園駐車場不足の解消
駐車可能台数が少なく、墓参者が集中する時期は駐車場が満車となり、渋滞が発生します。しかし、当霊園敷地内には、駐車場を増設するまとまった土地がなく、増設が困難です。そのため、公共交通機関の利用を呼びかけ、特に混雑するお盆と春彼岸は、メインの駐車場を封鎖して駐車場の利用を制限しています。墓参者からは、駐車場増設の声が寄せられており、駐車場不足の解消のための対策が必要であると考えています。

課題①|”ポイ捨てゼロ”美しいまちをつくる仕組みづくり

京都市 環境政策局 循環型社会推進部 まち美化推進課

京都市では、観光客の増加に伴い、ポイ捨て等の「ごみ問題」が顕在化しており、地域・事業者と連携した美化活動や、啓発看板の設置など様々な対策を講じていますが、依然として、市民からは「近所でのポイ捨てに困っている」「ごみの持ち帰りマナーや分別ルール等を知らない外国人も多い」等といった声が多数挙がっています。 そこで、観光客の方々にもマナー・ルールを守っていただき、さらには、「京都をより美しくしたい・貢献したい」といった意欲の喚起・向上につなげることを目指した新たな取組に、企業等の皆様とともにチャレンジしたいと考えています。
スポット的な小さな取組から大きなプロジェクトまで、幅広く提案をお待ちしています。

課題②|京都市域産材「みやこ杣木(そまぎ)」のブランド価値を高める

京都市 産業観光局 農林振興室

皆さんは「みやこ杣木(そまぎ)」をご存じでしょうか? 京都市では、市域産材木材を「みやこ杣木(そまぎ)」と名付けて、需要拡大に取り組んでいます。 かつては、和室の床柱に使用される北山丸太が有名でしたが、和室の減少により出荷量が落ち込むなど、京都の林業及び関連産業は厳しい状況にあります。 しかし、京都には、独自の歴史性や地域性という、ストーリー展開によりブランド力となり得る強みがあります。京都市は、この強みを最大限いかすべく、みやこ杣木のブランディングに挑戦しています。どうすればみやこ杣木を知ってもらえるか、どうすればみやこ杣木を選んでもらえるか、共に考え、「みやこ杣木」の未来を創っていきましょう。

課題③|持続可能な施設運営の実現に向けたランニングコストの削減

京都市 行財政局 資産イノベーション推進室

京都市には、市庁舎や美術館、体育館、保育所など約800の公共施設があり、その半数以上が築40年を超え、老朽化が進行しています。しかし、これまでの厳しい財政状況から、十分な施設修繕ができていないのが現状です。 公共施設は市民の日々の生活を支える重要な施設であり、市民に安心安全で快適に利用してもらえる施設づくりを目指していく必要があります。 そのため、事業者の皆様の優れた技術やノウハウ、アイデアを活用した連携を通じて、施設の光熱水費や修繕費の削減、ICTの導入による効率化などを推進し、持続可能な施設運営を実現したいと考えています。 京都市と共に、未来につながる施設づくりをしてみませんか。

(QUINTBRIDGE担当|NTT西日本株式会社 ミライ事業共創室 下川哲平 / 福井健太郎)

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