AIデザインのためのKJ法

AIテクノロジーが急速に発展普及している中で、その技術をどのように取り入れて活用していくか、そして、社会実装していくかは、あらゆる現場で重要課題となってきています。そこで、AIアプリ開発プロセスを体験するワークショップを開催いたします。本ワークショップでは、統計解析・機械学習の知識や、プログラミングスキルは一切不要で、そうした専門知識・スキルを一切使いません。非エンジニアの方にも、AIアプリ開発を体験していただけるものになります。

今回の第2回目のワークショップ(全4回、今回からでも参加可能)は、AIデザインにおいても非常に重要となる現場感といわれる様々な情報から、その裏側にある本質を見い出すことについてフォーカスします。

本質を見い出すには、フィールドワークで見つけた情報を整理・分類するだけでは不十分です。KJ法は整理・分類の手法と誤解されがちですが、そうではなく「発想法」です。KJ法の真髄を紹介した上で、ありきたりなグルーピングを越えて、現場の本質に迫るための創造的統合に取り組んできます。また、そのプロセスに生成AIも活用していきます。

今回も、講義部分はハイブリッド開催で、講義部分のみの聴講参加も可能となります。

◆イベント概要
日時:7月22日(月)18:00~20:30
場所:QUINTBRIDGE 1階カフェ前
   大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号 QUINTBRIDGE
   https://www.quintbridge.jp/access/
費用:無料
共催:QUINTBRIDGE、産総研AI技術コンソーシアム、日本創造学会、大阪教育大学
アジェンダ(多少変更になる場合があります)
 18:00~18:10 (講演①) AIデザインにKJ法がなぜ重要なのか
 18:10~18:30 (講演②) KJ法とは何か (國藤進先生、JAIST名誉教授、オンライン講義)
 18:30~18:45 (講演③) ありきたりなグルーピングを超えるWSと生成AI活用の現状
 18:45~20:00 (ワークショップ) 実践!生成AIを活用したKJ法
 20:00~20:30 懇親会

◆こんな方にオススメ
・AIには興味があるが、どのように活用していけばよいかを検討中
・AIの社会実装の進め方のヒントが欲しい
・ありきたりなグルーピングを超える本質を見い出すワークショップ手法を知りたい

◆講演者

國藤 進

北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授

1969年東工大制御工学科三年時に、川喜田二郎氏が創設した「黒姫移動大学」に参加。翌年開催の「伊良湖移動大学」には、リサーチグループとして参画。同時に川喜田二郎・牧島信一著「問題解決学 KJ法ワークブック」執筆の手伝いやKJ法トレーナーを歴任。東工大制御工学科修士卒後は、上記の本のご縁で、富士通㈱国際情報社会科学研究所(北川敏男所長)に入所。
滞在18年間の後半11年間は通産省の第五世代コンピュータ・プロジェクトに従事。ここでの活躍が認められ、1992年北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)情報科学研究科教授・情報科学センター長で転職。東工大で論文博士 博士(工学)。
専門はAI、知識ベースシステム、グループウェア、ミニ移動大学、知識創造論、イノベーションデザイン論。

安松 健

産総研 人工知能技術コンソーシアム データ・知識融合WGリーダー / 大阪教育大学 理数情報教育系 特任准教授 / 株式会社エボルブ Chief Assemblage Officer

2001年大手金融機関に入社し、顧客行動の調査・分析を担当。その後、人材開発事業会社にて、マーケティング、財務などの問題解決型研修の企画・運営、ビジネスリーダーの能力開発に従事。現在は、調査分析からコンセプトデザインまでを担当し、新商品サービス/新規事業開発、AI開発、業務改革などの創造的協働プロジェクトをファシリテート。
日本創造学会理事、京都大学 経営管理大学院 サービスイノベーション&デザイン領域修了 博士(経営科学)

AIに興味があるがまだまだ使えていない、エンジニアではないがAI開発に興味があるなど
少しでもAIに関してご興味がある方おられましたらぜひご参加ください。

(QUINTBRIDGE担当:宮永 峻資 )

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