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水道インフラの危機をAIで救う FRACTAの挑戦。~安心安全な水道インフラとAI活用事例を学ぶ~(第155回 イノベーション研究会)
- 開催日:
- 2024年2月1日(木)18:30~20:30
飲める水道水は、当たり前じゃない。 危機に直面している日本の水道インフラの今とこれからについて考えましょう。
蛇口から飲める水が出るという生活環境は、日本・オーストリア・アイスランド等、世界でわずか9カ国ほどしかないことをご存知でしょうか?水は、わたしたちの命を繋ぐのに必要不可欠なものであり、安心安全な水が供給される日本の生活環境は素晴らしいと言えます。
ところが、そのありがたい環境が、世間では当たり前と考えられているところがあります。
今、日本では、戦後急速に整備された水道管の一斉老朽化に加え、人口減少による労働者不足が相まって、この環境を守ることが困難になることがわかっており、大きな社会課題となっています。世界では、コストに着目して民営化した国、民営化したが公営に戻す国など様々ですが、わたしたちが住む日本においては、どのようにすべきでしょうか?
この水道インフラの危機にAI技術で挑む企業があります。日本人である加藤崇さんがシリコンバレーで創業したソフトウェア技術ベンチャー「FRACTA」です。FRACTAは、水道管の老朽化が社会問題になっている米国で、全米27州60社を超える水道事業者に、AI/機械学習を用いた高精度の破損・漏水予測によって、水道管の更新投資を最適化するソリューションを提供しています。日本でも数十の自治体にサービスが導入されています。
本イベントでは、FRACTA JAPAN 営業本部長の井原正晶さんと、日本の水道事業の専門家である岡田晃さんに登壇いただき、日本の水道インフラの現状と、AIによる課題解決事例についてお話しいただきます。
水道に関連するビジネス機会の探索や、AIの事業活用について考えることができる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
※ご来場の50名に、FRACTA創業者 加藤崇さんの著書『水道を救え AIベンチャー「フラクタ」の挑戦』を進呈します。
加藤さんはgoogleに企業売却した初めての日本人としても有名です。
イベント概要
■日時:2024年2月1日(木) 18:30~20:30頃
■場所:QUINTBRIDGE 2F
■参加資格:イノベーション研究会メンバー、QUINTBRIDGE会員
■定員:現地50名/オンライン50名
※チケットの重複取得はお控えください。
※オンラインURLはすべての参加者に当日配信します。
■費用:無料
■内容(調整中であり多少変更される場合があります)
18:30~18:40 オープニング
18:40~18:50 岡田晃さんミニレクチャー
18:50~19:40 井原正晶さん講演
19:40~20:05 井原さん岡田さんトークセッション
20:05~20:30 交流会(名刺交換会)
■共催:イノベーション研究会/QUINTBRIDGE
登壇者

井原 正晶
Fracta Japan株式会社 営業本部 本部長
兵庫県伊丹市出身。2010年よりITベンチャーの法人営業、小売チェーン本部のエリアマネージャーをメインにキャリアを積む。株式会社ローソンで最優秀直営店賞やNHK BSプレミアム「ボス潜入」出演、ソニー生命保険株式会社にて社長賞新人部門を受賞するなどキャリアの中で数多くの賞を受賞。 2023年4月、Fracta Japanに入社。西日本エリアマネージャーおよびメディアPR責任者を担当、10月より現職。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」出演、AbemaTV「Abema Prime」にて田村淳、小林史明デジタル庁副大臣と共演。同志社大学文学部出身。

岡田 晃
水道事業経験者。技術士 上下水道部門(上水道及び工業用水道)
平成15年より奈良県内の市役所で土木技術職として勤務する。最初の配属先が水道局となり水道事業をとことん学ぶ。いろいろな資格を取得しつつ、平成25年に技術士 上下水道(上水道及び工業用水道)を取得する。現在は、別の水道事業の組織で勤務している。水道の技術者としては珍しく、複数の水道事業体で勤務した経験をもつ。個人的には、人が特技を活かして能力が発揮できるチーム・組織などを探究している。
企画者
玉田俊平太|イノベーション研究会 顧問/関西学院大学経営戦略研究科 研究科長
関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 研究科長。ハーバード大学大学院修士課程にてマイケル・ポーター教授から学ぶとともに、クレイトン・クリステンセン教授から破壊的イノベーションのマネジメントについて指導を受ける。博士(学術)(東京大学)。研究・イノベーション学会評議員。平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞「TEPIA会長大賞」受賞。著書に『日本のイノベーションのジレンマ第2版 破壊的イノベーターになるための7つのステップ』などがある。
奥田陽子|イノベーション研究会 運営メンバー/奈良フォルケ ファウンダー/医療キュレーター実践会 代表
関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科修了。 社会医療法人大道会森之宮病院で副理事長秘書、介護業界にて経営企画に携わる。大学院で学んだ人材育成とイノベーションを実践すべく医療分野でのイノベーションを醸成するプラットフォーム 医療キュレーター実践会を立ち上げて運営している。 2020年の4ヶ月デンマークの成人教育機関フォルケホイスコーレへ留学。デンマークにおける学びを体感し、社会に対する影響力に感銘を受け日本にフォルケホイスコーレを設立する活動“奈良フォルケ”をスタート。天川村ホイスコーレ、生駒ホイスコーレを準備中。社会をシステムとして捉えていかにイノベーションを起こすかを探求している。
下川哲平|NTT西日本 イノベーション戦略室 QUINTBRIDGEコミュニティマネージャー
愛知工業大学で機械工学を学び、2001年遠藤照明入社。照明光学開発、設計プロセス改革、イノベーション人材育成に従事。2021年NTT西日本入社・現職。オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」にてビジネス共創の支援をおこなう。株式会社A&Mコンサルト 製造業コンサルタント。関西設計管理研究会 副会長。関西学院大学IBAイノベーション研究会運営メンバー。
(しゅんぺいた博士と学ぶイノベーション研究会について)
関西学院大学 経営戦略研究科 IBA研究フォーラム傘下の研究会であり、日本のイノベーション論で著名な玉田俊平太教授が顧問をされています。「LIFE-LONG LEARNING COMMITMENT -いつまでも学ぶ姿勢を忘れない- 」を旗印に、職場、家庭、そして人生で新しい価値を生み出したいと挑戦する社会人に、学び続ける場を提供しています。
*同学の卒業生と紹介を受けた学外メンバーによる任意団体です。
https://sites.google.com/site/innovationstudy/home
(QUINTBRIDGE企画担当)
NTT西日本 イノベーション戦略室 下川哲平
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