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- プログラムレポート
【QB Lab.】「課題解決の実践ゼミ(ゼミ長:及部 一堯 氏)」の取り組み報告会を開催しました!
- 公開日:
- 2026.7.3
2026年3月18日(水)、QUINTBRIDGEにて及部ゼミによる「取り組み報告会」が開催され、ゼミ生が、取り組みや活動を通じての学びを共有する場となりました。
今回の課題解決の実践ゼミへの課題提供企業は、石鹸といえば!でお馴染みの「牛乳石鹸共進社」さまにご協力いただきました!
実際に牛乳石鹸共進社さまが抱える課題を知り、製造工場を視察し、解決に向けてアイデアを出し合い、チームに分かれてプレゼンを実施してきました。
また今回の報告会では、全8チームの中から、案件として通過した3チームのゼミ生が、通過後から半年間取り組んできたプロジェクト内容を報告しました。
そんな実践力をつけられるゼミとして注目の及部ゼミの様子をレポートします!
QB Lab.とは
QB Lab.は、参加者が自身の関心や課題意識をもとにプロジェクトを立ち上げ、約半年間にわたってブラッシュアップを重ねていくプログラムです。
最終発表では、それぞれの取り組みの進捗を共有するとともに、フィードバックを受け、今後のアクションへとつなげていきます。
振り返り(Day1〜Day4まで)
冒頭では、ゼミ長の及部さんより、これまでのプログラムの振り返りが行われました。
Day1からDay4までのプロセスを通じて、どのようにテーマ設定を行い、仮説を立て、検証へと進んできたのかが共有されます。
Day2で牛乳石鹼さんへ工場見学へお伺いした際は、ゼミ生たちはバスで移動し、工場見学を実施。初めて見る工場内にワクワクしつつも、かつ真剣な表情で実際に製品がどのように作られているのかを現場で体感してきたゼミ生たち。
普段は触れることのない製造工程や品質管理の現場を知ることで、プロダクト理解を深めるだけでなく、「どのような価値がどのように届けられているのか」という視点を得るきっかけとなっていました。


そして、今回のゼミおいて牛乳石鹼さんから提供いただいた二つの課題も共有されます。
一つは、「YUAGARI Project」。ポータブル洗髪デバイスセット『SUSUGU-ススグ-』の利用シーン拡大や営業戦略の構築、お風呂の価値を外に持ち出す新たな商品・サービスの検討がテーマとして設定されました。
もう一つは、「&fem(フェムケア領域)」に関する課題です。女性が抱える課題を起点に、共創によって新たな価値を生み出すこと、そして認知の広げ方や届け方を設計することが求められました。
この二つのテーマを軸に、アイデア創出ワークショップやストーリーボードによる可視化、中間報告を経て、企画のブラッシュアップと実行計画の策定を進めてきました。
特に中間以降は、「誰の何を解決するのか」という問いに立ち返りながら、仮説と検証を繰り返すプロセスが重視されていました。単なるアイデアにとどまらず、実際に使われる場面を想定しながら具体化していく過程は、多くのゼミ生にとって難しさと同時に学びの大きいポイントだったようです。


多くのプロジェクトにおいて、実際の企業の製品開発や企画と同様に、ヒアリングや実証を重ねる中で前提が揺らぎ、方向性の見直しが行われました。
実際の企業が持つ課題に対して、企業の方とも意見交換をしながら、プロジェクトがどのような試行錯誤を経て現在の形に至っているのかの「プロセス」を経験し、多くのことを学べるゼミ。まさにQUINTBRIDGEならではの「実践ゼミ」です!
プロジェクト最終報告
続く最終報告では、各プロジェクトがそれぞれの取り組みについて発表を行いました。
今回の発表では、アイデアの紹介にとどまらず、実際に行ったヒアリングや検証、そこから得られた学びや課題が具体的に共有されていた点が印象的でした。
あるチームは、「YUAGARI Project」での、ポータブル洗髪デバイスセット『SUSUGU-ススグ-』の利用シーン拡張に向けた提案を企画。特にロングヘアの女性における“ドライヤー時間の負担”という日常的な課題に着目し、実際に12名の女性に体験していただきヒアリング。ニーズを具体化していくプロセスが紹介されていました。
一方で、サービスとしての受容性についてはまだ検証段階にあり、現時点では購入意向が限定的であるという結果も共有されました。こうした結果を踏まえ、提供価値そのものだけでなく、「どのようなシーンで使われるのか」「価値が”伝わるよう”にどのように伝えるのか」といった点の再設計が今後の課題として挙げられていました。
また別チームのプロジェクトでは、2つの病院へレンタルを通じて実証実験を行い、一定の手応えを得たものの、現場スタッフの負担が増したというアンケート結果など、運用面での課題が出てきたとの報告もありました。現場スタッフへの説明や理解を先に深める必要性については、実際の企業がサービスを導入する際によくあげられる課題でもあります。そういった実際に課題解決を行う際のプロセスを経験し、今後の展開に向けた検討ポイントとして共有。後半の「意見交換会」で議論が深まる発表をしていただきました!
また、「&fem(フェムケア領域)」に関するプロジェクトでは、女性特有の悩みや不調に対して、どのように価値を届けていくかがテーマとなっていました。単に機能やサービスを提供するのではなく、「どのような言葉で伝えるか」「どのタイミングで接点を持つか」といったコミュニケーション設計の重要性が議論されていた点が印象的でした。
発表全体を通じて見えてきたのは、「完成された正解」ではなく、「試しながら形を探っている状態」です。ヒアリングや実証を通じて仮説を検証し、その結果をもとに次のアクションを設計していく——その繰り返しの中で、プロジェクトが少しずつ現実に近づいていく過程が共有されていました。
意見交換会
意見交換会では、発表を受けてゼミ生がチームをシャッフルして交流。
・取り組みをさらに発展させるには?
・実践してみて苦労したこと、学んだことは?
・ゼミ活動をもっとより良くするためには?
といったテーマで、より具体的な議論を行いました。
登壇内容に対するフィードバックだけでなく、「自分ならどうするか」という視点での発言も多く見られました。単なる評価にとどまらず、具体的な改善案や次のアクションに踏み込んだ意見が交わされた時間となりました!
また、参加者同士が互いの取り組みに関心を持ち、その場で新たな接点が生まれる様子も!個々のプロジェクトは異なるテーマを扱っていながらも、共通する課題やアプローチが見つかることで、領域を越えた対話が自然に生まれていたことが印象的でした。
クロージング
最後に、及部さんより各チームへ、フィードバックが行われました。
「プレゼンをつくることと、実際に実行することの間には大きなギャップが存在します。そのギャップに直面しながらも、検証を重ねていくこと自体が、本ゼミの重要な学習プロセスとなっていたのではないかと思います。
いま皆さんは課題解決の一歩を踏み出したところです。ぜひ今後も活動を続けて、課題解決のスペシャリストになっていただけたらと思います!」
そんなゼミ長からのエールで、取り組み報告会は締めくくられました。
ゼミ終了後も各プロジェクトの活動は続くので、ぜひ皆さんの今後の活躍にご注目ください!
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