QB3F入居企業が「投資×融資」でスタートアップを全力サポート!資金調達の具体的な支援内容とは!
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QB3F入居企業が「投資×融資」でスタートアップを全力サポート!資金調達の具体的な支援内容とは!

公開日:
2024.4.12

QUINTBRIDGEの3Fには、シード期スタートアップにフォーカスした投資を行う「ライトアップベンチャーズ」と、関西を中心に地域に密着した経営支援を行う「大阪シティ信用金庫」が連携パートナーとして入居しており、資金調達などに関する相談に乗ってもらえるサポート体制があることをご存じでしょうか?

そんな2つの企業に「投資×融資」資金調達勉強会を開催いただきました!

事業をスケールアップするために欠かせない資金調達。今回、事業計画書の作成支援、創業融資、事業承継など、起業から事業を始めた後の経営課題に関するご支援をいただいている大阪シティ信用金庫 企業支援部 課長 南野昇也さん、そして創業期のスタートアップへの出資、育成に特化した独立系VCを2022年に設立された、ライトアップベンチャーズ 中村忠嗣さんに開催いただきました。

 

資金調達方法や投資と融資の違い、投資や融資を受ける際のメリット・デメリットや、どのような相談ができるかなどお話いただきました。実際に投資や融資を受けられたスタートアップ起業家も登壇し、QUINTBRIDGEで起こった”リアル”な実体験も盛りだくさんです。

大阪シティ信用金庫の共創支援内容について

大阪シティ信用金庫 企業支援部 課長 南野昇也 様

 

今年4月よりQUINTBRIDGE 3Fにオフィスを構えた大阪シティ信用金庫。入居企業として成長サポート、資金支援、事業計画書作成支援、外部連携(QUINTBRIDGE、セミナー、ワークショップ)などの経営課題に関する支援サービスを提供。

勉強会では、
・資金調達の手段について
・ビジネスサポートについて
などスタートアップ創業時に知りたい基礎知識から、融資の流れについてお話しいただきました。

入居後は多くの法人会員と共創しており、特にビジネスサポートでは、

・販路拡大支援
・創業時の融資などの支援
・経営課題について
・事業承継について

など多く支援いただいています。

「創業時はもちろん、事業を始めた後に出てくる経営課題の支援も充実していますので、まずはQUINTBRIDGEで気軽に相談ください!」と南野さん。

大阪シティ信用金庫の支援内容に興味のある方はぜひQUINTBRIDGEにお越しいただき、ご連絡ください!

融資事例紹介_大阪シティ信用金庫南野さんだから融資を受けることを決めた

Parkinglot株式会社 創業者 澤田剛希 様



大阪シティ信用金庫で資金調達したスタートアップ起業家の澤田さん。
「Parkinglot」は、「あなたに代わってメッセージをタスク化し、管理するAIパーソナルアシスタント」。ユーザが集中すべきタスクに集中できるように開発を始めたAIサービスです。

フィリピン留学、起業、売却を経て、現Parkinglotを創業しました。

登壇では、融資までの道のりを具体的にお話いただきました。

マネタイズがまだできていない開発期。資金面や経営面での不安は大きい中、さまざまな融資を支援している企業を検討しましたが、最後は大阪シティ信用金庫の南野さんの丁寧な説明や人柄が決め手となり、決めたと澤田さん。

南野さんとは以前から繋がりがあり、融資の相談をしたところ、澤田さんもよく来るQUINTBRIDGEに大阪シティ信用金庫さんも運よく3階に入居しており、話がスムーズに進んだそう。
 

決算書などの書類の作成や、事業計画書の作成、そして大阪信用保証協会と簡単な面談をして、数ヶ月後に融資実行。南野さんから大阪シティ信用金庫の支店担当者にに繋いでもらってから、約2ヶ月で融資実行となったスピード感も魅力のひとつだと語ります。


「苦労したことは、 しかし、大阪シティ信用金庫では融資が難しいかもしれないとなった際でも、支店担当者の方からその場合はこちらから日本政策金融公庫を紹介することもできますよ」と親身になって提案頂き、その丁寧な対応から融資を受けることを決めました。」


交流会では開発中のプロダクトについて会員と意見交換をする様子も!本イベントでの出会いが、また新たな共創を生む期待あふれる時間を共有いただきました。

ライトアップベンチャーズの共創支援内容について

ライトアップベンチャーズ 代表取締役 中村忠嗣 様


2023年4月からQUINTBRIDGEに入居したライトアップベンチャーズ。

中村さんは、2007年ベンチャーキャピタルに入社。SMBCベンチャーキャピタル時代に関西エリア担当として活動するなかで、関西圏では資金調達環境が少ないことに課題を感じ、ライトアップベンチャーズを設立されました。

「VC業界も急成長しており、関西圏のVC調達環境は改善していますが、まだまだ関東圏との差に開きがあると感じています。」と中村さん。


・関西の起業規模は十分に存在するが、関西起業家は地に足ついた事業を志向する傾向もあり、東京に比べてエクイティ(株主資本)を活用していない
・デット(負債)での資金調達だけでは、成長速度を加速させることは難しい
・設立前後からサポートするVCが身近に存在しない

など関西の起業環境に関する課題についてお話いただきました。

 

 現在は、関西特化のシードVCを設立し活動開始しているそうですが、今後は関西スタートアップやエコシステムの発展に貢献していきたいと中村さん。


・シードVC不在の関西圏へのフルコミット
・起業プログラムの運営
・京都知恵産業創造の森 と共同開催の勉強会

などさまざまな形で共創や、起業家の会員へアセット提供・支援をしています。

 

大学発スタートアップ企業、ロボティクス、リーディングラボなどさまざまな投資先を支援しており、QUINTBRIDGEの法人会員へも積極的に投資相談を受けています。

ライトアップベンチャーへの出資に関するご相談は、QUINTBRIDGEコミュニケーターにお声がけください!

 

出資の事例_起業人にとってVCは、良き相談相手であり信頼できるパートナー

ライトアップベンチャーズの支援先としてご登壇。
今年の8月に、4600万円プレシードラウンド資金調達を実現。
 

「転職で天職を」エンジニアの転職のための「Musubite(ムスビテ)」を展開しています。

https://musubite-job.com/about

「Musubite」では、企業の社内の様子を動画掲載できたり、社内エンジニアと応募者が実際に対話できる画期的な転職プラットフォームです。採用したい企業側へは、プラットフォームだけではなくどんな魅力を伝えたら採用に繋がるかも含めて支援をしています。

 

長岡さんは実際に、就職した際の原体験での課題を解決すべく起業を決意。

「入社前に話をしたい人は人事ではなく、エンジニアに話を聞きたい人が多数。就活している方は、チームの雰囲気や仕事の様子など現場のリアルな現状を聞きたいはずだと思ったのがきっかけです。」と語ります。

 

一方、資金調達に関して、創業時はVCについてあまり理解できておらず、自分たちの思いだけでやっていたそう。新規プロダクト開発ばかりして、1年で資金を使い切ってしまう。役員の辞職などもあり、少しずつ知見とアイデアはたまっていくがお金がないという状況でした。「人もいないしプロダクトもない、ただアイデアだけがある」そんな段階で、なんとか出資いただける先を探していた長岡さん。その際にとあるVCに QUINTBRIDGEをおすすめされ、まずはチームでオフラインでの開発をQUINTBRIDGEでしようと訪問。訪問するうちにさまざまなイベントが開催されていることを知り、ピッチイベントに参加を決意しました。その際、チャットワークの山本様より審査員賞をいただき、個人で出資をいただくきっかけに。その時点ではプロダクトは完成してなかったので、本当に有り難かったと語ります。その後、QBコミュニケーターからライトアップベンチャーズの中村さんを紹介いただき、支援に繋がりました。

 

また、出資を受けた後の関わりについてもお話いただきました。

・月次報告会
・KPI進捗

など投資家への共有や相談は大切です。これを面倒に感じる起業家もいますが、自分はいま何が足りてないか、報告のためというよりは月次で見つめ直すいい機会だとポジティブに捉えていると長岡さん。財務面などのKPIも真摯に向き合え、事業内容やプロダクトについても、投資家は最高の壁打ち相手。スタートアップ界隈で百戦錬磨の方々であり、同じ目標を持つ仲間、そして厳しい意見を言っていただける数少ない関係者。いろんな意見はいただくが最後は自分が決めるのでメリットとも捉えられると語っていただきました。

投資家やVCは、初めて起業する人には特にありがたい相談相手であり信頼できるパートナー。相性もあるのでまずはお話してみてはと実体験をお話いただきました!
 

関西エンジニアが集まる交流会をQUINTBRIDGEで定期的に開催中!

次回:4/10 14:0017:30

エンジニアの方、ぜひ参加ください!

QUINTBRIDGE 会員限定!投資と融資の支援相談について

QUINTBRIDGEの3Fには、シード期スタートアップにフォーカスした投資を行う「ライトアップベンチャーズ」と、関西を中心に地域に密着した経営支援を行う「大阪シティ信用金庫」が入居しており、この2社が連携することで、投資と融資を同時に支援するようなQUINTBRIDGEならではのサポート体制が実現しています。

そんな入居者の2社より、会員の皆様へコメントをいただきました!

■大阪シティ信用金庫 企業支援部 課長 南野昇也 さんよりコメント

2023年4月に入居してから、会員の皆様とどう交流していくかが課題でしたが、イベントをきっかけに良い繋がりが多く生まれました。スタッフの皆さまも施設内に案内ポップを作って私たちと会員さんが出会えるよう協力してくださり、徐々にご連絡いただく方も増えてきています。実際、本日登壇いただいた Parkinglot株式会社様もポップを見て私のことを思い出してくださり支援に繋がりました。交流会も具体的に資金調達やビジネスマッチングについて、他府県にいらっしゃる方が大阪に進出するにはどうすればいいのか等のさまざまなお話をいただき、交流会中に後日アポイントが数件決まるなど私たちにとってもありがたい出会いのきっかけとなりました。

入居前からイベント開催や交流をしていましたが、こちらにオフィスをかまえることによりQUINTBRIDGEで生まれる事業を支援する機会を多く持ちたいという期待がありました。信用金庫は地域密着型で、地域が盛り上がって欲しいという思いがあります。QUINTBRIDGEから関西の地域活性化が進むことを期待していますし、私たちも共創という形で皆様の事業を加速させるお手伝いができればと思っています。

 

事業計画書の作成支援、創業融資、事業承継など、起業から事業を始めた後のこともさまざまな経営課題に関するご支援を提供しております。どんなささいなことでもまずは私たちにお話いただければ、大阪シティ信用金庫からの支援はもちろん、外部連携している基幹・企業も多くありますのでお繋ぎも可能です。ぜひご気軽にご相談ください!

■ライトアップベンチャーズ 代表 中村忠嗣 さんよりコメント

実は本日のようなイベントや発信を行うことは少ないのですが、実際参加してみると多くの交流が生まれ、貴重な時間となりました。今年の4月からQUINTBRIDGE 3Fに入居したのですが、スタッフの方とも定期的にお話や情報交換させていただいており、本日登壇いただいた株式会社ニュートラルさんを始め、実際に投資に繋がった企業様もいます。QUINTBRIDGEでの出会いから投資先がどんどん増えていっているので、ぜひイベント開催も積極的にしていきたいなと考えているところです。例えば、eスポーツに関するスタートアップ様にも投資させていただく予定ですが、QUINTBRIDGEにも同じ領域の方もいるとスタッフさんからお聞きしたので相談しながら何か共創が生まれるような機会を作れたらと考えています。

 

支援のご相談を希望の方はご気軽に、受付やコミュニケータースタッフへお声がけください。
会員の皆様とともに関西を盛り上げていけることを楽しみにしております!


スタートアップの方、事業拡大をめざされている方、融資や投資をはじめ経営課題がある方はぜひご相談いただければと思います!

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