「We Lab.」第三回レポート〜クラウドファンディング・SNSマーケ・コミュニティ形成~
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「We Lab.」第三回レポート〜クラウドファンディング・SNSマーケ・コミュニティ形成~

公開日:
2023.12.6

2023年9月22日、QUINTBRIDGEの学ぶプログラム「We Lab.(ウィラボ)」の第三回イベントが開催されました!

施設理念の「Self-as-We」を体現するプログラム「UP↑UP↑Program」の1つであるWe Lab. は、会員の互助によるハイレベル成長プログラムです。
超多様な会員が集まるQUINTBRIDGE。会員の皆さんがお互いのアセットを共有し合いながら学びや共創に繋げていくことを目的としています。

本イベントは、We Lab.メンバーになることで無料でご参加いただけます


▼WE LAB. Day2 全体スケジュール

Chapter1 
支援総額11億円!CAMPFIREの社外キュレーターが語る クラウドファンディングとコミュニティ形成の極意
ハイブリッドビジネスサロンFlatier代表 大村 和彦 様

= UP↑UP↑ Pitch(新規メンバー自己紹介)=


Chapter2 
ソーシャルメディア時代における”モノを買う”体験とは?
AIQ株式会社 代表取締役社長CEOCOO渡辺 求 様

= 振返りワーク =

Chapter3 
小さな緩いつながりを大切にすることで育まれるビジネスの可能性~周りの想いと自分の想いをうまく接続させる~
ミテモ株式会社 重田 典穂 様

= 困りごと相談会=

UP↑UP↑ Meetup(交流会)=

1コマ目は、ハイブリッドビジネスサロンFlatier代表 大村 和彦 様にご登壇いただきました。

会場には初めてQUINTBRIDGEに来た方、初イベント参加の方、WeLab.第一回・第二回も参加いただいた方、ゼミプログラムのI Lab.(アイラボ)に参加している方等の様々な会員で賑わっています!

第三回目の開催ということもあり、会員同士で顔見知りの方も増えてきた様子。

 

参加者にお話を聞いてみると、

QUINTBRIDGEにはよく来ていますが、クラウドファンディングに興味がありイベントは初参加です!」

「普段は秋元ゼミ(I Lab.)に参加していて、WeLab.も毎回参加しています!今日は懇親会にも参加するので新しい出会いにわくわくしています。」

と、学びや繋がりが生まれる場としてご活用いただいています!

■支援総額11億円!CAMPFIREの社外キュレーターが語る クラウドファンディングとコミュニティ形成の極意

講師:大村 和彦(おおむら かずひこ)様 ハイブリッドビジネスサロン Flatier代表/CAMPFIREパートナーキュレーター/CAMPFIRECommunityパートナー

2018年2月より、CAMPFIREの社外キュレーターとして活動し、サポートしたプロジェクトの総支援額は11億円超え。20216月より、現在800名以上の方が参加するハイブリッドビジネスサロンFlatierの運営をスタートしました。

 

そんな大村さんに、クラウドファンディングとコミュニティ形成の極意という2つのテーマについて語っていただきました。

クラウドファンディングには、寄付型・投資型・購入型がありますが、今回は一般的に普及している購入型について解説いただきました。

 

支援者が商品やサービスをリターンとして受け取り、購入する形で支援するクラウドファンディングには、「ALL or nothing」という期間内に目標金額を達成した場合のみ支援金を得ることができるタイプと、「ALL IN」という目標金額に達しなくても集まった支援金の全てを得ることができるタイプがあり、どのような目的によって選択するのか、また集客の流れやコツ、具体的なマーケティング活用方法を徹底解説!

 

クラウドファンディングは目標の支援金額を達成できなかった場合でも、「この価格だとこれくらい売れる」「このカラーが一番人気」といったデータがとれることも大きなメリットだと大村さん。

 

ECサイトでの販売ではなく、クラウドファンディングを活用するからこそのメリット、そしてクラウドファンディングを成功させるのに必要な販売戦略についても語っていただきました。

そして、現在800名以上の方が参加するハイブリッドビジネスサロンFlatierの運営をしている経験から、コミュニティ形成についても講義いただきました。

 

コミュニティを作る際に必要な、目的、最終的に何名規模のコミュニティを作るか、ターゲット、ポジション、ネーミングについて等、設定すべきポイントや継続的なコミュニティ運用を実現するために大切な考え方について、ご自身の経験を踏まえ詳しく解説!

 

最後の質問タイムでは、クラウドファンディングに挑戦している方からのお悩み相談、コミュニティ作りに興味のある方からの疑問にお答えいただきました。

■We Lab.メンバーの自己紹介ピッチ

講義の合間には、UP↑UP↑ Pitchという新規メンバーの自己紹介タイムを設けています。

冷凍事業されている方、企業向けに紙芝居を作っている方、地方創生や教育事業に取り組む方等の超多様なメンバーが登場。

We Lab.では、普段出会えないような新しい出会いが待っていますので、ぜひご気軽に参加してみてくださいね!

続いて2コマ目は、AIQ株式会社代表取締役CEOCOO 渡辺 求 様にご登壇いただきました。

■ソーシャルメディア時代における“モノを買う”体験とは?

講師:渡辺 求(わたなべ もとむ)様 AIQ株式会社代表取締役CEOCOO

カシオ計算機、バンダイナムコエンターテイメントの新規事業開発責任者を経て、JNS ホールディングス(旧ネオス)常務取締役、インミミック(ソニーミュージックエンターテインメントと

旧ネオスの合同会社)代表を兼務し、主に大手通信事業者との大型プロジェクト及び新規技術を活用した新規ビジネス創出を担当されてきた渡辺さん。

 

2019年に AIQ 株式会社取締役に就任し、2022年に同社 代表取締役社長 CEO COO に就任。

 

「本当の好き」が「価値」に変わる社会をつくることをめざし、最先端技術の A I を活用した

ソーシャルメディアマーケティングの普及を推進しています。

講義では、ソーシャルメディア時代における購入体験について解説いただきました。

 

ソーシャルメディアでモノに出会い、興味を持ち、購入する現代。アパレル企業のスタッフ等もInstagramの更新や分析業務が必須となっている一方で、人材のリソース不足も課題となっています。

渡辺さんは、そんな企業が活用する、InstagramビッグデータをAIが解析し、最新のトレンドをレコメンドするサービス特許技術AIを活用したMoribus(モリバス)を展開しています。

 

AIは人の仕事を奪うといったネガティブなイメージを持たれる人も多いですが、実際は役割分担をし、不足する人的リソースを補助してくれるポジティブな存在だと私は考えています。」

と渡辺さん。

 

Moribus(モリバス)は、自社に関連のある投稿やコメントを管理でき、投稿等の効果を測定可能。商品を宣伝したい、ブランディングしたい、SNSを定量分析して活用したい、業務工率化したい、そんな方から支持されています。

講義では、そんなソーシャルメディア時代におけるモノを買う体験について、ワークショップも行われました。

 

「ものを買う」とは?

いつ・どこ・誰に・どんな体験をした?

をワークテーマとして、参加者同士で発表し合います。

 

「眼鏡屋さんで、眼鏡のシミュレーションができる購入体験をした。」

さまざまな体験をシェアし合う参加者の皆さん。

 

ワークショップの内容を踏まえながら、ソーシャルメディア時代におけるカスタマージャーニーについて、発信する際のポイント、ユーザーの購入体験をデザインする必要性について解説いただきました。

最後の3コマ目は、ミテモ株式会社 シニアディレクター 重田 典穂 様がご登壇!

WeLab.での出会いが生んだビジネスの可能性についてお話しいただきました!

■小さな緩いつながりを大切にすることで育まれるビジネスの可能性~周りの想いと自分の想いをうまく接続させる~

講師:重田 典穂(しげた のりほ)様 ミテモ株式会社 シニアディレクター

重田さんは、大学卒業後、2009年に京都の測定機器メーカー堀場製作所に入社。社内SEとして6年間勤め、製造現場のITを用いた改革に数多く携わります。

 

その後、社内転職として5年間人材開発業務に従事。責任者として研修設計から企画運営、講師等を経験。また、パラレルワークとして5年間フォトグラファー/写真教室経営者としても活動されています。

 

2021年3月より、ミテモ株式会社に入社。教育をベースに、地域共創コラボレーターとして

地域の課題解決を進め、主なプロジェクトには「環境省 CIRCULAR YOUTH CAMP」、「名古屋市中小企業採用ブランディング支援 DYNA」等があります。

講義では、QUINTBRIDGEの本プログラムでの出会いから生まれたビジネスの可能性や、実現されたアイデアについて紹介いただきました!

 

重田さんは、「UP↑UP↑プログラム」のコミュニティキックオフイベントで、Welab.メンバーである弊社の浅井と出会いました。浅井と重田さんは「地域を盛り上げ、地域に来ていただくことに携わりたい」という思いが重なり、話をするうちに、重田さんがされている事業をもっと知っていただくための「和歌山ニットの背景に触れる」オンラインファクトリーツアー&トークセッションのアイデアが生まれます。

 

実際に、オンラインファクトリツアーを阪急うめだと連携し開催!生産者の思い、地域の魅力を伝え、ファンになっていただくきっかけを生むことができました。

「誰かを何かを巻き込むときに、一緒にお話している人が何に興味をもっているのかをお聞きしながら、躊躇なく巻き込んでいくことの可能性を感じた体験でした。私にとって共創とは、私ができないことをできる方を巻き込み、一緒にわたしたちとしてお互いのやりたいことを叶えていくことだと思います。」

と重田さん。

 

QUINTBRIDGEでの出会いがきっかけで、QUINTBRIDGEの理念である「Self-as-We」の「わたしの挑戦を、わたしたちの挑戦へ」をまさに実現いただいたエピソードでした。

 

QUINTBRIDGEでは、会員の皆さんお一人お一人が主役です。

主体的に一歩踏み出せば、必ず何か素敵な出会いが待っています。

 

 

多種多様な会員の皆さんはもちろん、ここには何でも受け止める面白い・新しいことが大好きなスタッフが集まっています!

 

「こんなことってできますか?」

「こんな課題があって

どんなことでもご気軽に、QUINTBRIDGEコミュニケーター・スタッフへお話してみてくださいね!

 

■ 学ぶプログラム「We Lab.」はメンバー募集中

第三回「We Lab.」は登壇いただいたWe Lab.メンバーの皆様のお陰で、大盛況となりました!

 

本内容はコミュニティ限定の、シェアしていただいた大切な会員のみなさんのアセット。

このレポートにすべては公開できません。
最後は困りごと相談会とし、参加者の課題について「わたしたち」参加者みんなで考える等、コミュニティイベントならではの交流もございます。

ますます盛り上がりを見せているWe Lab.コミュニティ。ぜひ、次回は現地で参加してみてくださいね!



教えあい、学びあい、切磋琢磨で成⻑する。

QUINTBRIDGEだからできる多様性ある超上昇コミュニティです!

 

ともにビジネス共創をめざして教え合う・学び合うことに積極的に取り組める方をお待ちしています。

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